チラシの極意というテーマで、チラシに必要な要素について掲載して、すでに１１回目になります。
チラシ集客するのであれば、まずこの要素をしっかりと入れていけたらと思っておりますので、チラシ作りの参考にしていただけたらと思います。
目次
大きな買い物
ほしいから買った
先月、結構大きな買い物をしました。
その買い物は、仕事に関するものだったのですが、他の人から見たら「なんでそんなものにお金をかけたの？」と言われるようなものです。その商品とは、反応の高かった集客用サンプルのテンプレートです。
この手の類の商品は、スワイプファイルと呼ばれており、はたから見れば「価値のないもの」に映るかもしれません。
コンサルタントにとってこのような集客のツールというものは、一つの武器になります。うまくいったサンプルはそのまま、違う事業に当てはめて作り替えることも可能になってきます。
だから、他の人から見たら「なんでそんなものにお金をかけたの？」と言われようとも欲しいものは、欲しいのです(^^)
これは、その商品を買ったのちのベネフィットを想像した時、ワクワク感が半端なかったからなんですね。
これは私だけでなく、自分が欲しい商品を購入しようとした時には、ワクワクするものです。つまり、私たちは商品を購入した先のベネフィット（得られる未来）を求めて商品を買います。
他の人から見たら、しょうもなく見えてしまうものでも当人にとっては非常に価値ある商品であったりするのです。
本当にしょうもない？！
他からしょうもないと思われても、自分には必要と感じる商品はたくさんあります。
この最たる例は、車や時計だと思います。
正直、私は車や時計に全く興味がありません。移動する手段、時間を確認する手段としてみれば、安いものであっても、高級品といわれるものと何ら変わりはないからです。
しかし、そんな商品に、２０００万、３０００万円とお金をかける人たちはたくさんいます。それは、その人にとって価値があるから、その先に得られる未来の為に商品を買っているのです。
この場合だと、かっこいい車に乗っていたら、「女性にモテそうだから」であったり、「友人、同僚に自慢できる」といった理由から商品を買っている。
このような理由がなければ、、、ただカッコいいだけでは、人は商品を買いません。
こうしたお客さんの購買意欲を掻き立てるのには、必要な要素がいくつか存在します。この要素をしっかり入れていくことであなたの商品に興味を持ってもらえるようになってきます。
ここではチラシ上で、商品・サービスの購入前と、購入した後の違いで、ベネフィットをどのように伝えていけばいいのかについて解説していきたいと思います。
チラシで購入前と購入後の違いをしっかりと伝える！
視覚に訴えるチラシを作る
お客さんに商品を購入してもらうためには、視覚的に購入前と購入後のイメージをしっかりと見せてあげる必要もあります。
例を挙げるとダイエット商材や、ハウスクリーニングなどのチラシでよく用いられている手法で、使用前の写真、使用後の写真を載せてインパクトを与えることです。
言葉で理解しにくかったことでも、写真で見せることにより効果がより理解しやすくなります。
使用前の写真に、自分の体験を重ねあわせ、それがいかに悲惨な状態であるか一言添えておく。これだけでも、使用後の状態に興味が出てきます。
特に、写真の下の一文は、チラシの中でも読まれやすい箇所の一つになっていますので、その一文を徹底的に考え抜いて、お客さんにインパクトを与えられるようにしていきましょう。
このほかにも、飲食店、スーパーなどであったら食物を美味しく見せる写真や、衣料販売店などでモデルを起用することによって購買意欲を掻き立てるなども、同じように視覚に訴える効果があります。
明るい未来のイメージを植え付ける
冒頭でもお伝えしましたがチラシでは、ベネフィットをしっかり見せていくことも重要です。
そして、写真は明るいものを使うようにしてください。特に自分で写真を用意する際には注意しましょう。明るい写真は、明るい未来に直結していくイメージを与えることにもつながっていきます。
写真を掲載する際には、「暗い写真を使うだけで反応が落ちる」傾向にあることを覚えておいてください。
チラシでは、見る・見ないの判断は一瞬ですので、視覚効果はうまく利用していきましょう。
まとめ
今回は、商品の購入前後での感情の動きについて、チラシ上でどのように訴求していけば良いのかお伝えしました。
この話は、チラシだけに限らず、いろいろな場面で使えると思いますので、ぜひあなたのビジネスで、お客さんに購入後の未来を想像させて購入につながるように積極的に取り入れてみてくださいね。
