あなたは営業が嫌いですか?
営業が好きな人なんて絶対にいない。と思っているのであれば、マーケティングについて学んでみると意識が変わってくるかもしれません。(もちろん、学んだからと言って好きになるというわけではないので悪しからず。)
しかし、マーケティングを学ぶことによって好きになることもあります。(現に私がそうなんですよね。)
このサイトでは、地方の経営者向けに役立つ記事をたくさん掲載しています。コンサルタントとして今まであった経営者の方の悩みを解決してきた効果実証済みの手法から、絶対に知っておかなければならない手法についてなど様々なジャンルのテーマで執筆しています。
その中で、無理に売り込まなくて済む方法を見つけられるはずです。
今回は、営業が苦手なあなたがどういったことをはじめに行わなければいけないのか?
最近参加した交流会の中で、千葉県で会社を5社経営している社長がいってた「経営者の大切な販売の方法」についても交えてお伝えしていきたいと思います。こういう交流会・セミナーってもっと経営者は出るべきだと思っているんですよね。新たな気づきがありますからね。
目次
営業しないでも売れる販売方法とは
そもそもマーケティングって一体何?
まずあなたはマーケティングと聞いて、どんなイメージを持っているでしょうか?
よく聞く答えとしては、「マーケティングって売るための販売手法のことだろ」って返ってくることが多いのですが、これはちょっと違うんです。
皆さんも名前くらいは聞いたことがあると思いますが、ピーター・ドラッカーと言う人の有名な言葉でこんな言葉があります。
マーケティングの目的は、セールスを不要にすることである
有名な言葉で聞いたことがある方も多いと思いますが、これはマーケティングの本来の目的は、売ることではなく売り込みを不要にするということです。
よくある間違い
よく間違えられているのは、「セールス=マーケティング」になってしまっていることです。ここのところを間違って覚えているのであれば、「セールス≠マーケティング」だということを覚えてもらいたいところです。
じゃあマーケティングって一体なんぞや?ってなると思うので、一つ分かりやすい例を挙げてみます。
マーケティングの最たる例は、Apple社のAppleWatchや、iPhoneなどですね。あの商品って発売日を伝えただけでお客さんが発売日に長蛇の列をなした様子がテレビで放送されてたりしますよね?これって商品の売り込みなんてしているんでしょうか?結論から言うとほとんどしてないんですね。
これはマーケティングをしっかり行えているからこそ実現していることなんです。
マーケティングは売ることでしょうか?宣伝して来店してもらうことでしょうか…。マーケティングとは、セールスとは違い、「売らないでも売れるようにすること」なのです。
もっと簡単に言うとその商品・サービスを「買いたく」させてしまうことなのです。大半の人によく見られる傾向だと思いますが、「売られることは嫌いだけど、買うことはものすごく好きだ」というふうに「売ることなく売ってしまうこと」を目的としているのがマーケティングなんだと覚えてください。
なのであなたが行うべきものは見込みのお客さんをいかにして購入に近づけていくかの一点にかかっています。
マーケティング戦略を立てる
あなたは、マーケティングができているでしょうか?
意図的に、意識的に商品をお客さんの目の前に、あなたの商品の良い点をお客さんにしっかり伝えられているでしょうか?これは実際に営業を回っているのであれば、どれほど難しい事なのかわかってもらえると思うのですが、戦略的に物事を進めていかなければ、こういった成果を得る事は難しいのです。
あなたは、最終的に、お客さんをどこに導きたいのでしょうか?そこに到達する道筋が明確になっていないといつまでたっても同じ失敗を繰り返してしまう事になります。難しいし、大企業だけの戦略にも見えますが、地方でビジネスをしていても取り入れることのできるものなので必ず学んで実践していきましょう。
マーケティングで理解すべき3つの点
マーケティングが戦略的であるためには、次の 3 つを理解することです。
・いまの現状でどういった成果が上がっているのか?
・最終的な成果目標をはっきりと立てているのか?
・どうやってその最終目標を達成するのか明確な道筋が描けているのか?
このようにあなたは、明確な道筋をしっかりと決めておかないとダメなんです。それが明確でない限り、毎日同じことの繰り返しをしながら、いつまでも改善されないままなんです。そして、その計画の最終目標があなたの実際のマーケティングの活動の内容、最終的に得られる成果ををほとんど決めてしまうのです。
集客の仕組みこそがマーケティングの真髄
最終的に必要になってくるのは、自動で集客してしまう仕組み作りの部分になってきます。
その販売プロセスをいかに自動化できるように作りこむことが、本来あなたが行うべきマーケティングの活動なのです。
自動化と言っても無機質的に行うものではなく、そこには人とのつながり育むようなシステムが必要です。当たり前のことですが、私たちが販売しているお客さんはロボットではありません。人の感情を刺激するようなお客さんのためになるような・サービス、情報をしっかりと提供することができる仕組みこそが、本来マーケティングで目指す理想の形になります。
しっかりとしたマーケティングの計画ができれば、お客さんがあなたにお客さんを紹介してくれるようになります。そして繰り返し購入をしてくれるようになるでしょう。
そして、素早く納品することです。これは冒頭で言っていた千葉県で会社経営している社長さんが伝えていたことです。
ここさえできていれば、信頼関係が構築しやすく、競合なんて気にしないくらいのパワーを発揮していきます。
今回は、マーケティングに対する認識の間違いなどを改めてもらいたくて記事にしています。もっと知りたいと思ったのであれば、他の記事も読んでもらえれば、いますぐ行うべきことがわかってきます。(様々な悩みごとに記事にしているつもりです)
あなたのビジネスでもしっかりマーケティング計画を立てるようにしましょう。