感動される商品・サービスの提供戦略ー3つのポイントー

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感動される商品・サービスの提供戦略ー3つのポイントー

ちょっと面白い話があります!

とハードルをあげつつ、出張張り切っています。

出張で鹿児島に来ていますが大分県からなので、交通の便があまり良くないです。片道だけで6時間ほどかかりました。熊本に入ってから鹿児島に向かうのが現状の最短ルートで、もっと交通の便が良くなってくれることを祈るばかりです…^^ (ホント本州からの方が交通の便がいいくらいです。)

月に何度も出張に出ますが、出張の楽しみといえば、やはり食事です。


仕事をがっつりするために行くことは間違いないのですが、これが出張の楽しみになっています。
九州で食べるご飯はとにかく東京より美味しい^^決して東京がまずいと言ってるわけじゃないですよ。九州なので空気もいいし、何かが違うように感じてしまいます。

コンサルタントやっているとお店のサービスなんかにも、ものすごく興味を持ってメニュー表などを確認してしまうんですよね。ちゃんと売り上げアップの対策をしているのかは、特に注意して観る癖がついてしまってます…

今日は、そんな観察癖のついた私が、特に『すごい!』と感じた、評判の居酒屋に行った時のことをシェアします。

このお店、他の店がしっかりできていない「非常に大切な事」をしっかりと店のマニュアルに落とし込んでいて感動しました。是非この話に出てくる「店舗ビジネスにおける非常に大切な事」をあなたの店舗にも取り入れてください。

感動される商品・サービスの提供戦略ー3つのポイントー

感動ポイント1:おすすめ商品を口頭で伝える(商品の売り)

今日のおすすめのメニュー表もある店舗は多いですが、口頭で今日のおすすめと「ご当地・当店おすすめ」をしっかり伝えている店舗は非常に少なく感じています。

せっかくお勧めしているわけなんですから、口頭でもっとオススメ品を提供していくべきだと感じます。

これをするかしないかで、食べてもらえる商品点数が大幅に変わってきます。そこに料金が発生するわけだからしっかりとこういった案内はしていくべきです。

しかも今回は、大分から鹿児島に行ってるわけですから、何が美味しいかわからないわけです。

そこに、「オススメの品はいかがですかー」なんて言われたら食べっちゃいますよね。せっかく来たのに食べずにもったいないなんて思いはしたくないんです。

さらに感心したことは、従業員一人一人が商品に対する知識をしっかり持っているということです。

寿司屋で働いたことがあるので魚の種類はある程度わかるんですが、そんな仕事についていないと盛り合わせなんか頼んじゃうと、何を食べているかわからない魚もありますよね。

たいていのお店のバイトだと、魚の種類を正確に伝えることができないことが多いです。なので、商品の知識をしっかりと持っているといった点、ここができていることはすごいと感じました。

感動ポイント2:商品の特徴をしっかりと伝える(その商品のストーリー)

商品の特徴をしっかり伝えないと食べる時のありがたみが伝わらないこともあります。

 

商品の味付けの特徴やこだわりがわかると説明した通りに感じてしまうものです。

テレビでも、高級食材を食べさせたふりをして実は安物でしたといったドッキリ企画なんかがありますが、商品説明を聞いた芸能人はそれを信用して、「美味しい、これすごく美味しい」なんてコメントしてるの見たことありませんか?

こういった説明があると、そのように感じて美味しく食べることができるということもあります。(もちろんある程度美味しいことは前提ですが…)

「〇〇で獲れた、ここでしか味わえない魚です。この時期脂がのっていて美味しいですよ」

こういった説明を聞くと、普通に食べて「美味しい」と感じられてるところへ、食べる時の価値がさらに増幅されるといったわけなんです。

 

感動ポイント3:退店時の対応(花をプレゼント)

これは最も驚いたことなんですが、会計が終わって帰り際にお客さんに花をプレゼントしていました。

居酒屋でこんなことをするなんて聞いたことないです。しかし、これ効果は抜群ですよね。

しかも、ただプレゼントするだけでなく「帰ったら大切な人に渡してください。」と言って、渡した目的をしっかりと伝えられていました。

これ重要で、本当のところ男が帰り際に花なんてもらってもちっとも嬉しくないはずなんです。
しかし、こういった一言を加えることであなたにどういった風に使ってもらいたいかがわかります。

これをしないと渡した意図をしっかりと理解できない場合もあります。

「自分には花なんて必要ない」わけでなくて、彼女に渡すなり、奥さんに渡すなら価値はあるんですね。ここですかさず自分で買ってきたなんて言ったら超喜ばれるんじゃないでしょうか?笑

この行為自体は、キザったらしくてあまり好きじゃない、できないといった声は出てくると思いますが、もらった方は悪い気なんて全然しないし、好感をかなり持ちます。実際もらった時にはすごくいい店だなと思いましたから。(男にもらって嬉しいわけではないですよ)

サプライズを演出するために、会計の時に渡さないといったところも素晴らしかったです。
帰り際の、本当にあとは帰るだけのタイミングで渡すといったことも計画的にやっているなと感じました。サプライズ意識も高く女性にも好評でした。

 

やれることは沢山ある

今回紹介した以外にも、店舗型ビジネスでやれることは沢山あります。

今回は、3つ紹介しましたが他にもお客さんの満足度を上げる方法はないかしっかり考えていってください。

そして、売上アップは商品の質を上げるだけが手段ではないことを理解して、ぜひ実践してみてください。

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