アメリカのマーケッターであるジェイ・エイブラハムの提唱している公式の中に
売上 =(購入客数)×(購入単価)×(購入頻度)
と言うものがあります。
この中にもある通り、売上をあげようと考えているならば、
このいずれかを増やしていく必要があります。
ここでは、お客さんに何度も購入してもらうための方法についてお伝えしていきます。
お客さんとの接触することの重要性
あなたもビジネスを行っていればお客さんと打ち合わせをしたり、
商品を購入してもらったりするために店に来てもらったり、
様々な方法でお客さんと接触してきていると思います。
ここで重要なのは、お客さんに良い印象を持ってもらえてるかということです。
お客さんにとって、どうでもいい情報やサービスを提供していると、
印象をよく思われることはありません。
お客さんからよく聞く話では、
「しつこい営業だったので会いたくない。」
「こっちが欲しいと思ってないのに一方的に売り込みしてくる」
といったものが多くしっかりとした関係構築ができていないのが現状です。
いきなり訪問しても、相手からしたら面倒臭いですし、歓迎されていないわけですから売り込みをする方も嫌な思いをしてしまい、双方にとっていい状態とは言えません。
ならばお客さんにとって有益な情報を開示しながら、あなた自身に好感を持ってもらう状況を作ってしまわなくてはなりません。
単純接触効果(ザイアンス効果)を利用する
単純接触効果とは、
お客さんと会う回数を増やしていけば、お客さんから好感を持たれるようになるといった心理効果のことを言います。
ここでは、この単純接触効果で集客につなげていきましょうといったことになります。
これは集客の心理効果になるのですが、初対面からどんどんお客さんと接触して、打ち解けてもらうといった方法です。
この心理現象をしっかりと活用して、大きな成果を出している大変良い例があります。
それは、アメリカの大統領になったドナルド・トランプ氏です。
トランプ氏は、メディアでめちゃくちゃ叩かれていたので、当選は絶対無理と思われていましたが最終的には、大統領になっています。
トランプ氏は、この単純接触効果を大いに利用しており、たくさんの人とたくさん会うこと、度々メディアに取り上げられることを心がけていたようです。
なのでクリントン氏の講演と違い、トランプ氏の講演はいつも満員だったのです。
お客さんとの関係性の作り方(手法編)
何もお客さんと会うことだけが接触する方法ではありません。
手紙をおくったり、メールで案内をしたり、
テレビで目につく場所などに広告を打っておくなど、
直接会ったりする以外にもたくさん方法はあります。
最近だったら、SNSを活用してお客さんと交流を図ることもできます。
何回も毎日会えるわけではないので、
こう言った手法は活用していく手段としてはかなり有用です。
そしてお客さんが反応してくれたらひたすら真摯に向き合っていきましょう。
お客さんに好感を自然と持ってもらえる!
お客さんは、自分にためになることや、必要としている情報を提供してくれる人には好感を持ちます。
そういった中でお客さんにサービスを受けてもらったり、商品を購入してもらったりする機会を設けて販売する。
この販売をしっかり行わないと売り上げにはつながっていきません。
お客さんに対して価値を提供できていれば、商品を購入してくれると思いますし、
お客さんのためになると感じている商品・サービスであれば
どんどん売り込んでいきましょう。
それがお客さんのためです。
あなたも、様々なメディアを駆使して、お客さんと積極的に触れる機会を作ることを心がけてみてください。