美容室オーナーのあなたは、売上アップについて、そしてマーケティングについてどれだけ勉強しているでしょうか?
正直、全く勉強したことないというのであれば、
かなりヤバイです
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でも、安心してください。
ここでは、常連になるまでの流れで活用するツールと使い方をご紹介していきます。
マーケティングを学んでいくと常連客を何人も作ることがもっとも重要だということがわかってきます。
ただ学んでいく中で、
・お客さんとの関係性を築く
・お客さんと関係性を築くために何ができるのか
こういったことを考える必要が出てきます。
もちろんあなたも今までどうやってお客さんを獲得していくのかを考えてきたと思いますが、マーケティングの本質をしっかり学ぶのが一番です。
美容業界でも、マーケティングの概念はしっかり頭に入れておいて欲しいところです。
マーケティングの本質は、お客さんの悩みを解決するためのサービスを、悩みを持った人の前に持っていくことです。
これを理解していれば、おのずとマーケティングを行っていかなければならないことは明白になってくるのです。
そこで今回は、美容室オーナーさん向けに良好な関係性を築き、売上アップを実現できる3つの方法について使用するツールをご紹介していきます。
これは、あなたの会社に「売れる自社メディア」を構築する上でも、かなり重要な要素となっていますのでぜひ参考にしていってください。
目次
美容室オーナーが行うべき関係構築法とは?
あなたがまず行っていくべきことは、お客さんのことを理解することになります。
「具体的に何をしたらよいかわからない」といった言葉はよくお聞きします。
ならば、関係性を築くためには、お客さんのことを理解して、それに合わせてサービスを考え、販促活動を行っていく必要があります。
お客さんの悩みは人それぞれ、10人いれば10通りあるわけですので、「これをやれば関係性が築ける」という決まった正解はありません。
もちろん、人によって受け取り方は違います。
あなたも苦手な人がいれば、好感を持てる人もいるようにお客さんにもそういったお店を選ぶ権利があります。
そうは言っても、忙しい中でどうにかしてアイデアを考えていく必要がありますよね。
本当に集客には、労力を使います。
そこで今回は、美容室がお客さんと関係性を築く方法について、簡単にお伝えしていきます。
方法1:サンキューレター・DMの発送
1つ目の方法をご紹介すると、「サンキューレター・DMを送る」ことが大事ということです。
あなたはダン・ケネディという人物をご存知でしょうか?
彼は、アメリカでも超有名なコンサルタントなのですが、その彼もいっているようにサンキューレターとDMは、店舗ビジネスで活用すべき素晴らしい販促ツールです。
しかし、これについては、多くの経営者が大切だと認識しているにもかかわらず、「労力がかかりすぎる」、「費用対効果がない」と考えて行動を起こせずにいます。成果が出ないと決めつけ、出していないお店がほとんどなのです。
一方で、取り組んでいるお店でも「サービスの売り込み」というやってはいけないことをしてしまっています。
これは誰も教えてくれる人がいないので、有効活用できているお店は少ないのではないでしょうか?
多くのお店では、「売上をあげるため」だけのものになってしまっているのです。
あるある勘違い:DMなどを送る本当の目的とは?
たしかに、サンキューレター、DMというものは、本来売上をあげるために活用するものとされてるように感じています。
しかし、売上をあげる以前に「関係性の構築」の部分を優先して送ることが、もっとも効果的な方法になります。
関係が気づけていなければ、当たり前ですがDMを送っても、「ただの売り込み」もしくは「押し付け営業」になってしまいます。
こちらがどんなにいい商品を販売している気になっていても、これでは常連になってくれるどころか、商品を買ってくれるはずもありません。
関係構築ができて初めてお客さんは商品を購入してくれるのです。
サンキューレター、DMの正しい使い方ー鉄板の方法
例えば、施術のあとの髪の調子を心配するような内容や、手入れの仕方をお伝えしていくことに絞った、全く売り込みをしないレターを送るのが鉄板の手法になります。
お客さんは、売り込みのDMなんてたくさん見てきていることでしょう。こんな受け入れ状態では、どんな売り込みも効果がありません。
そこで、あなたが売り込みのない手紙を送るとお客さんはどう思うでしょうか?
おそらく、お客さんには「丁寧な対応のお店」といった印象を残すことができるはずです。
その後も引き続き、来店までの活動として、お客さんをフォローし続けることができれば、きっと今までにない強い関係性を築くことができるでしょう。
たしかに、手間と予算をかけて取り組むのに、セールスがないのはもったいないと思うかもしれません。これは、誰でも感じてしまう大きな落とし穴で、「いそがば回れ」の象徴のような方法であると思っています。
現に、このようなことに取り組んでいるお店は極端に少ないです。
こと地方にいけばいくほど、行っている店舗なんて少ないですから、お客さんの記憶には強烈に残っていくことでしょう。サンキューレターは特に、それ自体の存在を気に留めているお店が少ないのです。
ライバル店が知らない間に、こっそりお客さんとの距離を縮めていきましょう。
方法2:ニュースレターを送る(最強のツール)
2つ目にご紹介する方法は、ニュースレターです。
ニュースレターと聞くと、DM、サンキューレターと同様に書くのが大変だという印象を持たれると思います。
これしっかりとやっていこうと思うと、本当に大変な編集作業になってしまいます。
しかし、美容室であれば、最近のトレンドの髪型や、季節に合わせたケア方法、家でのセットの仕方など、発信する情報はたくさんあります。
そういったエンターテインメント要素はお客さんに好まれやすいです。
写真やイラストなどを活用して見やすい記事を心がけたりしておくと、お客さんの理解を高めるために非常に効果的です。そして、結果として、自然に文字以外の情報を増やすことができるのです。
完璧を目指して、かっちり作り込もうとしなくても良いので出来ることから情報発信をしていくようにしましょう。
書くのが面倒な作業に感じる方へ
パソコンを使わずに、手書きでレターを出すことも検討してみましょう。
実際に、手書きの方が見られたりするので是非試してみてください。
多くの人が勘違いしていることで、「ニュースレターは、情報誌のような情報をたくさん伝えなければならない」という考えを持った人がいます。
しかし、それは勘違いです。
最近の近況報告や、パーソナリティーを前面に出してみることも重要です。
書くネタに困ったら、ブログの記事をそのままニュースレターに落とし込んだりすることで、記事を読んでいない人に情報をお届けすることもできます。
ニュースレターの大きなメリットの一つは、売り込みだと思われずに、お客さんと定期的に接触をすることができる点です。
関係性を築くためには、いかに接触機会を増やすかが重要です!
定期的に接触できる非常に強力なツールになりますので、大変と思いますが定期的に送ることをオススメします。
自社メディアとしての活用
ニュースレターを自社メディアとして捉えると、いろいろな使い方ができます。
たとえば、お客様の声を載せることもできますし、近くの飲食店にいってきたレポートなどを掲載しておくとそのレポートしたお店の店頭にレターをおいてもらうことだってできてしまうわけなんですね。
自分の店が取り上げられているのであれば、積極的に配ってくれるかもしれませんし、その効果はバカにできません。
つまり、新規のお客さんがみることで、どんなお店なのかを理解してもらうことができますし、あなたの会社をうまくアピールする手段として使えるようになってきます。
大変だとは思いますが、もしこういった自社メディアとしての活用がしたい方は、従業員と話し合ってみて作業分担してレターを作成してみてください。
方法3:ブログ・メルマガの定期更新
3つ目にオススメしたいのは、ブログ・メルマガの定期更新です。
ここにくると若干ハードルが上がりますが、売れている店舗はかなりの確率でブログ・メルマガをしっかり更新しています。
ここでは、活用するメリットをお伝えしていきます。
ブログのメリットとは一体?
ブログは、美容師としてお役立ち情報を発信出来る素晴らしいツールです。
何よりブログを更新することにより、「この人は信頼できる」「あったこともないのに親近感を覚える」といったことも挙げられるでしょう。
ただしブログは、お客さんに見つけてもらわなければ書いていても見込み客に届きません、そして残念なことに、効果が出るまでにちょっと時間がかかります。
ここで細かいところまで見ると話しきれないので、ちょっとしたポイントをまとめた記事を紹介します。
ブログ初心者がお客さんに見てもらえる3つの記事の書き方 ←こちらをクリック
ブログ記事を書くアイデア、時間のない時の3つのテクニック ←こちらをクリック
読んでもらえるブログ記事の5つの特徴 ←こちらをクリック
新規で来店してくれるお客さんが、来店前や来店後に、ブログをチェックしてくれることもあります。お客さんの知りたい情報をまとめた記事を、たくさんアップしておくのは、長い目で見れば、とても有効な手段になりお客さんの信用を得ることが出来るので今からでも始めていきましょう。
ブログと違うメルマガのメリット
メルマガは、こちらから情報を届けることができるプッシュ型のツールです。
特に、自分の好きな時に気軽に発信できることは、ものすごく良い点です。
ブログと異なる大きなポイントは「登録をした人にしか見られない」ということになります。
そのため、ブログに書くことの出来なかったプライベートなことまで書くことが出来て、あなたや従業員の人間性を出すこともできるのです。
もちろん、プライベートな情報ばかりではダメですが、自己開示は非常に大切な部分でもあります。店舗の情報発信メディアとしての活用だけでは、どこでも得られそうな情報が勝手に送られてくるといった問題点にもなります。
一方で、あるていど個人を開示することで、お客さんに信頼されやすい状況を作ることができます。ぜひ、あなたやあなたのお店の情報を、メルマガにて発信してみてください。
まとめ
常連客を増やすために、見込み客を常連客にする3つの方法についてお伝えしました。
今回お伝えしたものは、単純接触効果と言う心理テクニックを行っている取り組みです。つまり、関係性を構築するには、たくさん接触することが重要なことになります。
理想は、「すべての施策に取り組むこと」になります。
しかし、あなたの状況によって、使える時間や使える人員、使える予算など、さまざまな制約があると思います。
ならば、売れる仕組みを導入して、その悩みを解決してみてください。
あなたの時間は限られています。
その中での小さな積み重ねが、最終的に常連客をたくさん作ることに繋がってきます。
是非、あなたのお店で取り組めるところから、取り組んでみてください。