美容室の人質手法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回紹介したいと思ったのは、行きつけになった美容室です。

これを取り入れたら、今までの売り上げが大幅に上がる方法なのに、実践している店舗が少ない手法になります。

ぜひ、これを店舗に取り入れてくださいね。

 

実際の出来事

今日は、行きつけになった美容室に奥さんを連れて行きました。

ここの美容室は対応も丁寧で、お礼の手紙や、DMもしっかりと行っている、なかなか大分では見かけない店舗です。このほかにも、お客さんが喜ぶちょっとした気遣いが素晴らしかったのでご紹介したいくらいのお店です。

今回も紹介者キャンペーンで、20%オフになっていたので、いい機会だと思い連れて行きました。

他のところを利用したこともあったのですが、あまり連絡も来なかったのと、急ぎで髪を切りたいって時に訪れたのがこの美容院でした。

対応は、どの美容院も大差がないかもしれません。相性もあるでしょう。

しかし、本当にお客さんが定着していくことについては、直接会っていない時に、お客さんに対していかにアプローチするかにかかっています。

この店舗は、そこが素晴らしかったと感じています。

 

お客さんが来なくなる最大の理由とは

そもそもお客さんが店に来なくなる最大の理由って、あなたは何だと思いますか?

実は、切りに行ったことを忘れていることが主な原因だったりします。それは、あまり接点を持っていないから他の店舗でもいいやと思われてしまうんですね。

あなたの店舗ではどうでしょうか?

これに関しては業種は関係ないと思いますので思い返してみてください。

 

ずっと来てもらうことのメリット

ずっと来てもらうことができると集客するチラシ費用が少なくて済みます。新規のお客さんを獲得する費用より、一度来てくれたお客さんに再来店してもらう方が圧倒的に楽だからです。

これをマーケティング用語では、LTV(生涯顧客価値)と言います。

これを考えないといつまでも集客し続けないといけないスパイラルに突入してしまいます。

 

広告をかける意味を考える

まずは何故広告を打つのか、最終的な目標を定める必要があります。

集客自体が目的になっているとこのような自体に陥りやすいので注意しておいてください。

 

本題の人質って何?

本題についてなのですが、これは自分もびっくりしたことなんですが、そのことについて御紹介します。

問題:ここであなたならどうする?

ちょうどスタイリング剤がなくなったので、何かいいものがないか聞いてみたところ、商品在庫がありませんでした。

なので私は、そこらへんのお店に売っている商品を買おうと思っていました。

 

あなたなら店長だったら、この状況どうしますか。

普通だったら、「取り寄せたら連絡しますね」、

ダメな回答だと、「在庫ないんですみません」です。

 

これでは、売れないことによる損失が出ています。ここで店長が行ったことが素晴らしいと感じました。

この店長のとった行動。

それは、

「この商品の美容室用のサンプル品(本品と変わらないもの)を渡す」

です。

 

そして、「商品が到着するまでこれ使ってください、到着したらご連絡しますので、その時にサンプルを持ってきてもらえれば大丈夫ですよ(^^)」といったものでした。

 

これには、正直「凄い!」と感動しました。在庫がなくとも、販売機会の損失を見事に防いでいるのです。

 

とっさの機転でこれです。

 

当然こんな風にしてくれたら、ここで商品を買ってしまいます。

そして、サンプル品と言う「人質」があるので再来店してもらうことも可能です。

お客さん(私)が商品がないと困る状況を見事に解消して、商品を販売することに成功しているのです。

 

要は、お客さんがどうしてくれたら嬉しいのかをしっかりと考えているからできた方法だと思っています。

もう美容室を変える必要ないんじゃないかとまで思っています笑

 

お客さんにここまで思わせたら、美容室の勝ちですね。信頼ってこういうことの積み重ねからくるものなんですね。

これはどの業種にも関係なくできることだと思うのであなたも是非考えてみてくださいね。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*