From:濵田真輝
「ブログで集客するのであれば、WordPressとアメブロの違いを理解しておく必要があります。」この言葉、セミナーの中で何回言ったかわかりません…。
もし知らずに運用しているのであれば、無駄に努力しまっている可能性があります。
WordPressとアメブロとでは、集客の方法が全く違ってきます。ここでは、WordPressとアメブロの両方の良い点を利用しながら、集客につなげる方法を紹介します。
別の記事でも取り上げましたが、WordPressとアメブロにはメリット・デメリットがあります。(WordPressとアメブロにはメリット・デメリットの記事はこちら)
ここでは、WordPressをメインブログ、アメブロをサブのブログとして活用していきますが、メリットが最大限に生かせるように使い分けていきます。
目次
WordPressとアメブロを両方使う理由
アメブロは、削除される危険があるので、「使用しない方がいいのでは?」と考えられている方が結構多いように感じています。しかし、アメブロはWordPressのデメリットを補う形で十分に使えるブログ媒体です。
アメブロは、記事が削除された時のことを考えてバックアップなどの対策はしっかりしておく必要があります。
なぜこんな面倒なことをしてまで、アメブロの併用を行っていくのかというと、
アメブロには、「ブログを始めてからすぐにお客さんを集めやすい」というメリットがあるからです。
WordPressはSEOの関係上、検索されるのに時間がかかります。
そこを補う形で、アメブロを使用していきます。
つまり、
アメブロで読者・見込み客を集める ⇨ WordPressに誘導して登録まで
という流れになってきます。
これでWordPressのデメリットである集客に時間が掛かるということを解消していくわけなんです。
WordPressとアメブロを併用する時の注意点
WordPressとアメブロを併用する理想の形をお伝えしましたが、WordPressとアメブロを2つ使うことで注意しておくべき点もでてきます。
注意点1 手間が2倍
ブログの運用を2つすることになるので、単純に2倍とは言えませんがかなりの手間がかかってきます。
記事を更新するのも、管理するのも2つになるので大変すぎるので、管理しやすい環境を作らなくてはいけません。
注意点2 全く同じ記事だとペナルティ対象になる
同じ記事を掲載すると「重複コンテンツ」として検索エンジンからペナルティを受ける対象となってしまいます。
これはアメブロとWordPressに限ったことではありませんので、「重複コンテンツ」を作らないようにしましょう。
実際この「重複コンテンツ」に対するペナルティは、他の人が記事をパクったりすることを防いでくれるので、決して悪い対策ではありません。(ただ、本人を認識してくれるものがあってもいいとは思いますけどね。)
つまり、両方使う場合は、まったく同じコンテンツを使えないので、対策していく必要が出てくるというわけです。
注意点も考慮した上で、実際に行動に移しやすい、3つの方法を紹介していきたいと思います。
WordPressとアメブロの活用法
活用法1 WordPressとアメブロで違う記事を掲載する
WordPressとアメブロでまったく別の記事をそれぞれ書いていくパターンです。
WordPressでは、SEOを意識して、タイトルや内容を重視していく形の記事を投稿していきます。
アメブロでは、その記事を見る人が考える悩みにフォーカスした記事にして、関連記事としてWordPressへ誘導するといった方法で集客していくのが理想です。
SEOの観点からいうと一番望ましい方法ではありますが、注意点にもある通り作業が2倍になりますので、時間をかけてじっくり行う方法であることは頭に入れておいてください。
活用法2 WordPressを更新し、アメブロにその記事の案内を掲載する
WordPressの記事をSEOを意識して更新していき、アメブロにはWordPressの記事の案内だけ記載するパターンです。
アメブロの記事では、読者の興味を引くような記事にして、WordPressで投稿した記事の内容に「続きはこちら」という形で誘導するという方法になります。
このときに、重複コンテンツとして扱われないように、記事は同じものを使わないように注意してください。
「WordPressの記事が見てみたい!」と思ってもらえるにはどうすればいいのか?
活用法3 WordPressで書いた記事をアメブロで引用する
ここで何回も同じ記事はペナルティの対象となるとお伝えしてきましたが、一つだけ同じ記事でもペナルティを受けない方法があるのでお伝えしていきます。
WordPressで書いた記事をアメブロで「引用」として記載します。
しっかりと、引用として記載することで、同じ内容であっても重複コンテンツのペナルティ対象とはなりません。
引用の仕方をお伝えすると、引用タグと呼ばれる(blockquoteと/blockquote)で、引用したい部分を囲むことによって、検索エンジン側に「この部分は引用していると」と認識してもらえます。
例えば引用タグを使う方法は下記のようになります。
引用としたいコンテンツ部分を、引用タグ(blockquoteと/blockquote)で囲むだけです。
簡単すぎるのですが、文章のはじめに<blockquote>、文章の終わりに</blockquote>
を入れる、本当にこれだけで引用ができてしまうんです。
この方法であれば、同じ記事を使えるので、うまく使えば大幅に記事の更新の手間がなくなります。
また引用をしたら、その記事に対する自分の意見や見解を入れておけば、ただ記事を引用しているだけでないと理解してもらえて、記事の質自体は保てると思います。
ただ、引用が多すぎるとあなたの専門家としての地位も下がってしまいますので注意が必要ですね。
WordPress、アメブロの併用の仕方
ビジネスでこの二つのブログを利用しようと考えているならば、
・WordPressではメイン記事を書く
・アメブロではその補助的な役割で運用する
という形をオススメします。
2つ運用するのは面倒だし、大変ですが集客効果は抜群です。
2つ同時に運用するのが面倒なのであれば、まずはWordPressでブログを掲載していくことを私はオススメします。成果が出るのが遅いので、結構根気のいる作業になってきますが、集客の資産にはなりますので決して無駄にはなりません。
まだ記事を書くのに慣れていないのであれば、無料のアメブロを活用して記事を更新するのに慣れるといった方法もありますのでご自身にあった方法で始めてみてください。
うまく併用できるようになれば、お互いのメリットを生かして、初めから集客できるようになりますので、最終的には2つを運用する方向性で更新していきましょう。