あなたは、チラシからの集客についてどんなイメージを持っていますか?
チラシで集客しても成果が上がりにくいと感じているのであれば、お客さんに商品の魅力が伝わっていない場合がほとんどです。もし集客に繋がっても、一回限りの取引になってしまっていることはザラにあることです。
その一つの原因として、消費者の好奇心を刺激できていないことが挙げられます。
チラシで集客できていないのであれば、好奇心が刺激できていなかったり、集客できていているのであれば、好奇心を刺激し続けることができていないのです。
ここでは、チラシでいかにして消費者の好奇心を刺激していけばいいのかに焦点を当てて、細かなテクニックをお伝えしていきます。
チラシの極意の中でも、結構重要な項目にもなりますので、しっかりと取り入れていってください。
目次
チラシの極意5:消費者の好奇心を刺激する!
お客さんの好奇心を刺激するには、まずお客さんに一番初めに見られるヘッドラインが重要です。
このヘッドラインで、消費者の好奇心をつかむ方法としては、以下の二つが挙げられます。
お客さんになりそうな人の注意を引くことができているか?
お客さんになりそうな人=「見込み客」に対してどれくらいの注意を引くことができるのか、チラシ集客において、かなり重要なところになっています。
お客さんの注意を引く方法として重要なことは、
①見た消費者が自分の利益になると感じているかどうか?
②目新しさがあるか?
といった要素が入っているかということになります。これを一つづつ見ていきましょう。
①消費者が自分の利益になると感じているかどうか?
消費者は非常にシビアで明らかに自分の利益になると感じているものにしか、興味を示しません。
これは、商品を売る側からしたら厄介な問題ですが、絶対に超えなければならない壁となっています。では、どういったことをして好奇心を刺激していくのかを実際にご紹介します。
まず一つ目として、「使用後の未来を想像させる」ということです。
利益と感じるポイントで一番多いのは、使った後に手にできるベネフィット(将来の得られる価値)です。
よく商品の特徴をチラシの中に盛り込んでいるものを見かけますが、お客さんが求めているものは商品の特徴ではありません。
その商品を使うことによってどのようなベネフィットが感じられるようになるのか、しっかりと考えていきましょう。
②目新しさがあるか?
目新しさがなければ、お客さんは商品に見向きもしてくれません。当たり前ですよね。しかし、自分のことになると意外とこれをやってしまっている会社が多いのです。
これを客観的に見て解消していかなければならないことになりますので、一度作ってみたら全く知識のない人に一回見てもらいましょう。そこで、意見を聞いて新鮮に感じてもらえなければ、再度あなたの商品の目新しさを探していきましょう。
今の商品に「目新しさなんてないよ。」なんて悲観する必要はありません。今ある商品の特徴を洗い出して、その特徴からどういった効果が得られるのかを、書き出してみましょう。
例えば、ライザップなんてものすごくいい例になります。
いってみれば、ただのトレーニングジムに成り下がりそうなところを、大ヒットにまで押し上げた要因は、「結果にコミット」するというシンプルなものでした。
結果を保証してあげる。というだけで沢山あるジムとの差別化を図ったわけです。
これを聞いて自分には無理って思いますか?
確かに、発想力はいるかもしれませんが、お客さんが新しいと感じてくれた結果、大ヒットにつながっている良い例だと思っています。そして、将来を見せることにも成功しています。
このように目新しさとは、今あるサービスの中に保証をつけることで目新しさを演出できたりするわけなんです。
あなたが提供出来る価値をじっくりと探して、それを前面に押し出してみてください!
続きの文章が気になるようなヘッドラインにすること!
文章の続きを読んでもらうためにも、インパクトの強いキャッチコピーにすることが大切です。
とにかく、見込み客の目に止まるようなものを考えてみましょう。これはあなたも実際に経験があると思うのですが、チラシは見てもらうことなくゴミ箱行きなんてざらにあります。
アパート、マンションなどは、ゴミ箱をポストの下に置いてあるところもあるくらい「見られないもの」として認識されているんですね。
ならば、目に飛び込んでくる一発目にどれだけ続きを読みたくなるような文章にするのかにかかっています。
ただし、これをするときには、しっかりとキャッチコピーと続く文面の内容が一致していないといけませんので注意が必要です。
興味を引こうとして、誇大広告になってしまっているものも見かけます。このあたりは十分に気をつけて下さい。
また、あなたが求めているお客さん以外のターゲット層以外の方がこないようにもしていきましょう。見出しのインパクトが強いと、対象としない人の目にもとまりやすくなります。
続きの文章の部分で対象を絞ってあげると、質の良いお客さんを集めることにもつながってきますので是非対象とするお客さんの絞り込みのことまで考えて活動してみてください。