「商品サービスの金額設定の仕方がわからない」
といったご質問をいただきましたので、
こちらについてご回答していこうと思います。
【金額の決め方】
まず大前提として押さえておくべきことをお伝えします。
それは、
『あなたがどんな生活をしたいのか？』
ということです。
なので、あなたが欲しいと思っている商品や、
手に入れたいと思っているもの（旅行、受けたいサービス）を
全て洗い出し、そこにかかる金額を
算出することが大事になってきます。
例えば、欲しいものを
全てあげた時にそこにかかってくる金額が
５０万円だったとします。
ここで出てきた金額と、
月の生活費や諸々の経費、
毎月の貯金を合わせた金額を算出します。
それが、あなたが稼がなくてはならない月の金額です。
ここでは仮に１００万とします。
ここまで計算できたら
次にやることは、
今あなたが提供しようとしている
サービスの金額を決めるということです。
基本、このように自分がやりたいことを
実現するために稼ぐということが大事です。
金額目標ばかりでは、
漠然としすぎていて
どこまで頑張れば良いかわからなかったりします。
なので、
自分の理想の生活を実現するために、
「どのようなサービスを作り」
「どのくらいの数量販売する必要があるのか」
という考え方をしなければ、
いつまでたっても
自分の思ったような生活を実現することはできません。
月１００万稼がないといけないのに、
パーソナルトレーニングを5000円の
単価の商品を売っていたら、
200人に販売しなければならないということです。
これが現実的か、
そうでないかの判断ができなければ、
達成できるはずがないんです。
これは、明らかに金額の設定ミスです。
なので、サービスの金額を設定するときは、
「どのくらい稼がなければならないのか」
という前提が必要なんです。
その上で、現実的に対応出来る数量（人数）を
洗い出しておくと、
必然的に売り出すときの
サービスの金額が算出されるわけです。
例えば、パーソナルトレーニングを行うときに、
新規の方の受け入れが１０人しかできず
手一杯になってしまうとすれば、
１００万円稼がないといけないなら
一人当たり１０万円のサービスを
購入してもらわなければいけないんですね。
そして１０万円で買ってもらえるためには、
今のサービスで問題ないのかどうかを考えていく感じです。
そこで、購入の見込みがないのであれば、
サービスを充実させて、
お客さんにとって魅力のあるものに
しなければならないってことです。
今回のように、
自分がやりたいことを実現でき、
生活費や貯金まで考えて
一ヶ月に稼がないといけない金額を出しておけば、
ビジネスをやっていく上でブレることがなくなってきます。
なので、あなたのビジネスでの金額設定が、
あなたの理想とする生活ができるだけの
サービスになっているか、今一度考えてみてください。
