あなたは、直筆の手紙のお客さんに与える印象について考えたことがありますか?
直筆で書いていると受け取る側の目に止まり、「ちょっと見てみようかな」と思ってしまうものです。
今回は、私が考える手紙(ダイレクトメール)に関してのお客さんに与える印象、効果についてシェアしたいと思います。
直筆の手紙が少ない現実
私の家のポストを見るといつも大量のDM(ダイレクトメール)が送られてきています。他の家のポストがどんな感じか分かりませんが、いつもパンパンになっています。
実は、これ全部自分のせいで、奥さんの取っているDMなんて滅多に来ません。
それは、自分の欲しかった商品のDMはもちろんありますが、クライアントさんのための資料として取ってる物が沢山あるからです。
こういったダイレクトメールを毎日のように沢山受け取っていて気付いたのですが、手書きのものが全くないように感じます。
「仕事だから送っているんだろうな」
と感じるようなダイレクトメールばかりで、何も訴えてくるものがないのです。
中には、手書きでなくてもすごいなと感じるものはありますが、それも極わずかです。
あなたの会社でも、形式的になってしまっていませんか?
これってどういった状況なのか考えてみてください。
最近では、メルマガでさえ、
「みんながやっているから」
「何処もやっているから、やってないとまずいと思って、、」
といった理由から仕方なくやっているようなものが多いように感じます。
こうなってくると、お客さんがその会社で買う理由、あなたから買いたいという理由はなくなってしまいます。
資料請求に関してもそうです。お客さんに資料請求してもらって、いつも送っている資料の他に、手書きの手紙の一つでも入っていれば、それだけで印象は全然違ってくるものです。
形式な手紙のままだと金額で勝負するしかなくなってくるんですね。
こうならないためにも、他社との差別化を図る必要があります。
直筆の手紙が与える効果とは
直筆の手紙だと、自分のために送っているものだと考えてくれるようにもなります。
直接書くことが面倒だと知っていますし、時間をかけてくれていることを考えます。
直接渡すことの重要性
「ダイレクトメールは、郵便で送るもの」といった概念を持っていませんか?
もしあなたの会社の商品を買ってくれた人が自分で行ける範囲にいたら、直接手渡しすることも考えてみてください。
なぜなら本来、直接行けなかったりするから、その代わりに送る手段として選ばれるのが、ダイレクトメール(手紙)です。
つまり、本質を間違ってはいけないのです。
直接会うことが、一番のセールス手法です。
そして渡した時に、時間をかけて作ってくれたと感じる手紙には、返報性の原理というものが働き、自分のために動いてくれたと思ってもらえます。
そうなれば、それに応えなければいけないという感情を抱きやすいものなのです。
ただ心理現象を利用してやろうと意識して出すわけではなく、お客さんには「親身になって自分の事を思ってくれている」と感じてもらえるようにしていく必要はあります。
こういった中で顧客数が多くなって一人一人の対応が難しくなった時に、利用するのが手紙、DM、メールなんです。
直接対面に勝る販売手法はありません。
受け取る側は、機械でなく人である
私たちは機械相手に手紙を送っているわけではありません。そこに対して誰に対しても同じメッセージでは反応が少なくて当然です。
・人がやらない手間のかかることをやる
・人がやっていることをいかに上手く上回る
これを常に考えて手紙を送るようにすると好感を持ってもらえるでしょう。
あなたがお客さんに送る手紙は、惰性的になっていませんか?
試しに一度、いつも取引してくれているお客さんに対して、手紙を送ってみてください。
P.S.
勉強のために取っていますが中には、ついつい買ってしまうものもあります。
うまいこと会社の策略にはめられてますね。