事業を安定させるために必須となってくるのが、継続課金システムを自社で用意することです。
もしあなたの会社で安定的に利益が上がらないのであれば、きっと毎日売上を上げることに追われてしまい、いつになったら楽になるのか先が見えない状態になっているのではないでしょうか。
あなたは、家族にこんなことを言ったことはありませんか?
「あと少しで、事業が大きくなるからもうちょっと辛抱してくれ」
「売上が足りないから、頑張ってくる」
こんなことを言ったことがあるのであれば、それはいつ頃でしょうか…もうだいぶ時間が経っているのではないでしょうか?
これは毎月売上を上げ続けないといけない状態から脱却できていないからに他なりません。
このような状態から抜け出すためには、毎月安定して契約がもらえる環境を作っていく必要があります。これがないといつまでたっても売り上げを追っていくことを強いられていきます。
ここでは継続課金を自社で用意した場合のメリットと継続課金のシステムの作り方をお伝えしていきます。
目次
地方ビジネスが継続課金を作るメリット
安定した収入が得られるようになる
継続課金を作る最大のメリットは、この「安定した収入が得られる」ということです。毎月収益を追いかけている状態の経営は、好ましくありません。
継続課金は、その名の通り毎月安定した収入が得られる状態になるわけですが、作業面でもメリットがあります。それは、作業量をほとんど増やすことなく収益が増加していくということになります。
例えば、動画配信などの継続課金であれば、毎月配信する動画をしっかり作っておけば、そこにかかる労力は、何人いようと変わらないのです。こういったサービスをあなたの事業でも考えないといけません。
これを読んで、「自分のビジネスには継続課金は作れない」と思いませんでしたか?
実は、どんなビジネスをしていても、この継続課金は作れます。
「自分には無理…」と考えているうちはまず継続課金は作れません。安定した収入を得るためにも、まずはこの考えを取り払っていきましょう。
安定した収入により、本当にやりたいことに集中出来る
安定した収入を得ることによるさらなるメリットがあります。
それは本当にやりたかったことに集中出来るということです。
これは、ビジネスで本当にやりたかったことに集中出来ることもそうなんですが、思った通りに休みを取って家族と旅行に行ったり、遊びに行ったりすることもできるようになるんです。
これは、安定した収入があるからできることです。毎月売り上げを追っていたら、その不安から満足に遊べなかったりするでしょうし、最悪我慢しなくてはなりません。
仕事でも毎回同じような作業に時間を取られていれば、本当にやりたい利益を生む仕事をすることもできないのです。
同じ作業を自分一人で行っていれば、収入も劇的に増えることもありません。だけれども、そのサイクルから抜け出す行動ができていないのです。
こういった時間を確保するためにも継続課金のシステムを作ることは、かなり重要なことになってくるのです。
継続課金の作り方
ここからは継続課金の作り方を4つのポイントに分けてお伝えしていきます。
この要素さえ取り入れれば、ある程度のものは完成するといったポイントをまとめてお伝えしていきます。
お客さんの知りたい・欲しいと思っているニュース・サービスを提供する
まずはあなたのお客さんが知りたい・欲しいと思っている情報は何かを考えてみてください。
その欲しいと思っているものをサービス化することが継続課金を作る上で最も大事なことになります。
継続してもらうにはお客さんにずっと価値を提供していかなければなりません、つまりお客さんが欲しいと思うものでなければ、継続してもらえません。
よくある間違いが、あなたが売りたいものを継続課金にしてしまうことです。
別にあなたが売りたくても、お客さんが欲しいと思わなければそのサービスに価値はありません。そこを勘違いしてしまわないように注意してください。
やめたらもったいないと思わせる金額設定にする
継続課金での、重要な要素の一つとして販売価格もかなり重要になってきます。
ずっと続けてもらうために重要なポイントは、このサービスをやめたら損をするといった金額にしておいて、解約する気を起こさせず、ずっと利用してもらうということです。
役に立っているからといっても生活の負担になるような金額にしてしまったら、真っ先に解約リストの中の上位に挙げられてしまいます。
なので、解約する方が損だといかに思わせるかが鍵になってきます。
同じ労力なら、金額を高めに設定して解約がちらほら出るより、解約するのが馬鹿らしい金額で多くのお客さんに利用してもらう方がいいのです。
例えば、適用除外対象を作るといった方法もかなり活用できます。
「今登録してくれると、通常は1280円だけど、なんとずっと月額980円!ただし、解約して再度登録なら1280円になります」といったものが適用除外対象を作る方法です。
お試し期間を設定する
お試し期間を設けて、加入のハードルを下げてあげると利用してもらいやすくなります。
1ヶ月お試し期間中は、値段を安くすることによってサービスを実際に受けてもらうようにするといったものです。
ここでよほどサービスが悪くない限り解約されることはないと思います。
人は、継続課金などで直接支払うことがなくなるとお金が減るという痛みを感じにくくなります。
最初だけお試ししてもらうやり方は、大手企業でも行っている手法なので非常に有効なものだと思いますので是非参考にしてみてください。
労力が増えないようにする
継続してもらえるコンテンツを作っても、利用人数が増えるにつれて労力がかかってくるようなものを作ってしまってはいけません。
登録・注文があったら、そこからの流れを自動化することが大事になってきます。
インターネット上では、PDFのデータや、動画などを自動投稿するような機能にしておけば登録者が増えたとしても労力は変わりません。
オフライン上であれば極力手間のかからないように作業をマニュアル化しておくことをオススメします。
まとめ
今回お伝えしたことを注意しながら、継続課金の商品を作るだけでもある程度の商品が作れます。
あなたが毎日の作業に追われている状態であれば、このようなサービスを考えて事業を安定させる一本の柱にしてみてはいかがでしょうか?