コレクター心理を利用して、今後の売上アップを実現しよう!
とお考えのあなたに、一気にコレクター魂に火をつけてしまう方法をお伝えしていきます。
「自分の事業には当てはまらないよ」
と感じたあなたの事業でさえ、基本的なポイントを抑えてしまえば実現可能な方法をご紹介しますので、是非最後まで読んでみてください。
目次
あなたの事業に当てはまらない?
コレクター商品を作ることが「自分じゃ無理!」だと感じている人が多いなか、皆が無理と感じていたような業種で、嗜好品の収集を成功させた事例が数多く出てきています。
なぜこうも人によって成功したり、行動できないような違いが起きてくるのでしょうか?
これは、与えている『特典商品』に目が向いてしまっているからなのです。はたから見るとその特典商品の力で成功しているように見えて、なかなか本質を見ることができていないのです。
では、何に注目すれば良いのか?それは、まさに『お客さんが欲しいもの』になります。
お客さんがその『特典商品』を欲しいと思うのは、お客さんの欲しいものを提供できているからに他なりません。
この考えであれば、「自分の事業には当てはまらないよ」といった考えは起きないはずです。
お客さんの欲しいものを提供しているのが、あなたのビジネスであるはずだからです。
そんなに大層なコレクター商品を用意しないといけないのかというとそういうわけでもなく、ちょっとしたものをシリーズ化した商品であっても十分なのです。
コレクター心理を利用する その1
事業の売上がアップした事例
これは、あなたが行っている業種に関するコレクションできるような商品でなくても、お客さんにとって嬉しいようなものが一つあるならば、それをまとめて渡さず、定期的に送るだけでオッケーなんです。
もちろん、集客商品が自社に関連していれば、それほどいいことはありませんが、服飾店がオリジナルのトランプを13週にわたってプレゼントするような企画もあり、何も自社が提供している商品でなくても構わないのです。
しかし関連性があったほうが、お客さんの心を掴むことができるのも事実ですので、できるだけこだわったものを用意してあげるといいでしょう。
ある店では、トランプの作成を行っていました。このトランプは自社のロゴやオシャレな仕様にしておき、1〜13までの商品を特別品として仕上げていました。商品を購入ごとに1セット(4枚ずつ)プレゼントしていったのです。
ここで大事なのは、ゆっくりでも購入していけば、すべて揃うようにしてあげることです。
コレクションもので一番やってはいけない間違いが一つあります。それは、一回でも購入し損ねてしまうと、すべて揃えることができなくなるような状態です。こうなるとお客さんのコレクター意欲、購買意欲を奪ってしまうことになってしまいます。
あなたのお客さんの欲しい特典を用意する!
あなたのお客さんの特徴は、どのようなものがありますか?
お客さんも、十人十色なわけですから、その人たち全員にいい顔しようとしてもうまくいかないことが多いです。
あなたが一番取引したい人が欲しいものに集中するべきです。
どんなものをあげていいかわからないのであれば、直接お客さんに聞くのが一番手っ取り早いですね、お客さんと話していて「こんな感じの商品ないかな〜」、「こんなことで悩んでます」といったものを探してみるのも手です。
コレクター心理を利用する その2
行動を起こす動機付けをおこなってあげる
全国各地の空港のステッカーや、神社巡りの御朱印集めといったものが最近は流行しているようですが、こういったものもコレクター魂を駆り立てて、来てもらうように仕向けた、いい例になります。こういったアイテムがなければ、ただ回ることになってしまっていたり、ただ神社参りをするだけになってしまいますよね。
御朱印帳のようなものがあれば、空白の部分があると少し気持ちの悪い感じがして、ついつい集めて回ったりするものなのです。
あなたもこういったものを見たことがないでしょうか?
私の地元では、温泉のスタンプラリーや、温泉巡りを制覇すると名人位がもらえたり、と自分が何者なのかを表せる称号を与えてあげるといったものもあります。
このようにして、コレクター心理をくすぐることもできます。
すぐに使えるコレクター心理を利用した実例
すぐにあなたの会社でもできるものとしては、スタンプカードをオススメします。
もうスタンプカードは作っている方も、この方法を取り入れるともっと効果的なものになります。
その方法とは、スタンプカードをランクアップさせていくというものです。よくクレジットカードで、『プラチナカード』、『ゴールドカード』、『ブラックカード』のようなカードがあると思いますが、あのイメージです。
このようなカードを持っていると、それだけでステータスを感じると思います。なので、あなたの会社にもこれを取り入れていくのです。
今のスタンプカード30ポイント制になっているのであれば、3ポイント制のものに変えて、ポイントが貯まったら、次のランクのカードを渡すといったようにします。
ここで大切なことは、一つのカードをたまりやすくするということです。ポイントが貯まりにくければ、当然集める意欲もなくなってきます。
あなたは財布の中に、たくさんポイントカードがあって全く使っていないカードがありませんか?
そういったカードは、ポイントが貯まるまでのハードルが高かったり、ポイントを貯めた時のメリットが少なかったりしないでしょうか?
あなたが持っているカードで全く使わなかったものがあるならば、ためようと思わなかった理由を考えて、自社のカードを作る時に改善案を取り入れるのも一つの手になります。
ポイントを貯めると次のランクのカードといったようなステータスアップのような要素を入れると特典を用意することとは、別の集める理由ができるので、ぜひ取り入れてください。
すべてのカードが集まった時に、裏面に一枚絵が出来上がるようにしてみるとコレクション要素も加わって面白いポイントカードができるのではないでしょうか?
まとめ
今回紹介した事例は、
・コレクションできる商品を、毎回購入時にプレゼントする
・ポイントカードで、プレミアム感を出す
といったものを紹介してきました。
実際に効果のあったものを紹介していますので、うまくあなたの事業に取り入れれば、集客の手助けになってくると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。