
濵田です。
最近、
「AIは使ってるけど、うまく活用できてる気がしない」
という相談をよく受けます。
「文章は出てくるけど、なんか響かない」
「使えば使うほど、自分の伝えたいことが薄まる」
そう感じている方、多いです。
その原因はシンプルで、AIに
“答えを出してもらおう”
としているからなんですよね。
AIは、
あなたの代わりに
考えてくれるツールではありません。
あくまで、
“思考を拡げる補助輪”みたいな存在です。
じゃあ、どうやって使えばいいのか?
今日は、
実際の使い方を3つに絞ってお伝えします。
■ ① 壁打ち相手としての使い方
自分が考えているアイデアを、
そのままぶつけてください。
たとえば、
「今、この商品を
30代女性向けに売ろうとしているけど、
何か伝え方にズレを感じます。
理由を一緒に探してもらえませんか?」
ここまで素直に書いて投げると、
AIは“ダメ出しマシーン”ではなく、
ちゃんと“対話相手”になってくれます。
■ ② 逆質問をさせる
これは、結構強力なんですが、、
「このサービスを売りたいとき、私に質問してほしい」
「ヒアリングしながら、強みを引き出してもらえますか?」
こう頼むと、
AIがあなたの中にある情報を
引き出す“聞き役”になります。
自分では気づかなかった視点や言語が
質問されることで整理されていく感覚、
かなり使えます。
■ ③ 実用パーツの組み立てに使う
ChatGPTに「商品説明を考えて」って頼むより、
構成ごと分けて使うのがおすすめです。
たとえば:
・プロフィール文の冒頭だけ考えてもらう
・サービス説明の“ベネフィット部分”だけ広げてもらう
・申し込み導線の一文をいくつか出してもらう
こんなふうに、
“1から10まで書かせる”んじゃなくて、
“パーツごとに壁打ちして、
組み合わせていく”方が断然精度が上がります。
AIは、
全部を任せるものではなくて、
「思考とアウトプットのサポーター」なんですね。
自分の頭で方向を決めて
AIに問いを投げて
一緒に整えていく
これができるようになると、
「整った発信」「整った商品説明」「整った導線」
どれも圧倒的にラクになります。
そして一番大事なのは、
“投げる質問”の質を上げること。
質問の切り口ひとつで、
出てくる内容はまったく変わります。
だからこそ、
答えを出してもらうんじゃなくて、
「問いの精度を上げる練習」から始めてみてください。
ChatGPTの本当の価値は、
“質問力を上げてくれること”かもしれません。
それではまた。
濵田